OracleのSun買収

ちょっと前にIBMのSun買収が決裂してから、残るはオラクルだろうなと思っていたらやはりそうなりましたね。Sunを買収できる規模で、尚かつ相乗効果が出せるところって言うと、もうここしかないでしょう。
企業文化的にも、IBMとSunはいかにも東海岸と西海岸って感じだけど、オラクルとSunは人的には良い組合せだと思う。片方に長年いて、もう片方と長年付き合ってきた経験からすると、違和感がないですね。
ただ、Sun Microsystemsと言う会社が無くなってしまうのは、結構寂しい・・・。
一時代が終わったと言うことですかね。



で、色々関連ニュースを見ていたら、2003年当時のラリー・エリソン他経営陣のコメントを見付けた。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20061380,00.htm
ま、PepleSoftを買収する直前、いまから6年も前のことなのでその時のコメントと今回の買収と食い違っていて当然なんだけど、興味深いのがこの記事に載っているベンダーが全て、今やオラクルのものになっているってこと。PeopleSoft, BEA, Sun Microsystems
その他のアプリケーションベンダーもかなりの数買収してきたけど、今回のSunの買収はその集大成でしょう。


今回の買収で、オラクルがハードウェアを手に入れたのは勿論大きいけど、個人的に興味があるのが、Sunが所有していたり力を入れていたソフトウェアの行く末。Solaris, JAVA, MySQL, OpenOfficeなど。
それぞれどうなって行くかな?


それと、現実的なことを言うと、日本オラクルの営業もまた大変だろうなぁ。
これで売り物がまた増えるし、なんと言ってもハードウェアメーカーになったって言うことで、国産メーカーとの関係も難しくなって行くんじゃないかな。
近々、様子を聞きに行ってみよう。


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