韓国電子政府の権威に個人講義してもらった

帰りは金浦-羽田の日韓シャトル便で帰ってきた。
双方国内便中心の空港なので、入出国ともスキスキで快適! 都心とも近いしね。
この前の安倍首相の訪中で日中シャトル便(羽田-上海)も実現されそうだし、日中韓の移動は益々便利になるな。
政治判断によるトップダウン型の行政が、ビジネスに即効性のあるメリットを与える良い(数少ない?)事例だと思う。


ko.JPG羽田に着くと、韓国電子政府のオーソリティ 高 選圭教授とバッタリ会った。
彼は韓国の電子政府構築に様々な形で関わり、現在は韓国中央選挙管理委員会選挙研修院教授と言う肩書きで、電子投票の研究をされている。 しかも東北大学に留学していたので、仙台とも縁があるのだ。
私は初対面だったのだが、菊池が良く知っていて、度々彼の話を聞いていた。
また、近々仙台と山形で講演をしてもらうべく調整しようとしていて、今回も時間が空いたら会おうかと言っていた人物である。

今日はある中央官庁からの要請で2泊3日で東京に来たとのこと。
で、せっかくそんな人と会ったので、そのまま品川の彼の宿泊ホテルに移動して、お茶をしながら2時間くらい色んな話を聞いた。
当然ながら韓国の電子政府の話を中心に、そもそも行政が行うべきサービスとは何なのか?その中でITとは何なのか?などなど、非常に興味深い話を具体的に聞けたのと、この3日間、ベンチャーとのビジネスミーティングや電子政府の説明などを聞いて疑問に思っていたことなどを一気に整理してもらえたので、スッキリした。
電子政府の権威にタダで個人講義してもらったワケで、大ラッキーである。


どんな話を聞けたかは、高教授のu-Koreaの記事1記事2などに詳しいので、ご興味のある方(特に行政に携わる方)は読んでみて下さい。

行政の電子化では間違いなく韓国が4,5年進んでいるし、政治家や役人の革新性、変化への対応の柔軟性など(特に地方の)を聞くにつけ、今後更に行政IT化の進捗に差が拡がりそうである。
地方にいると行政との関わりも多い。
地元の行政に関わる方々にもう少し危機感を持ってもらうことや、韓国電子政府の良いところをフィードバックして行くことなどを通して、自治体のIT化推進の一助を担いたいと思っている。

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