韓国の電子政府

今日はKSing社のチェ社長に色々とソウルを案内してもらった。
特に印象に残ったのは2箇所。
韓国の電子政府を説明するInnoVisionと景福宮キョンボックン)。

innovision3.JPGInnoVision(電子政府改革館)は、韓国の電子政府を理解するための施設。
以前にも書いたが、韓国の電子政府は世界一進んでいる。
街中のキオスク端末や家のPCで、登記簿とかの全ての公文書が手に入るし、納税もカードや携帯で(マルチペイメントで)払えてしまうんである。
つまり、役所にまったくと言って良いほど行かなくて良い仕組みになっているのだ。
一方、その仕組みを支えるための各種セキュリティソリューションが必要で、だからこそ、韓国には優れたセキュリティ製品を持つベンチャーが多いワケだ。

innovision4.JPGデモルームで実際にチェさんに自分のIDでログインしてもらったんだが、個人認証の画面でチェさんの会社KSign社のロゴが出たのは笑ってしまった。
彼の会社が提供しているPKI(個人認証の仕組み)が、韓国の電子政府の基盤となっているんである。改めてスゴイなと感心した。

kei.JPG夕方、景福宮へ。
ここは1395年に建立された朝鮮王朝の宮殿である。
この前行った西安の鐘楼なんかも1384年に建てられたので同じ年代だ。
ちなみに、日本は室町時代足利義満が暴れてた頃(南北朝統一)ですね。

1443年に、ここで第4代王の世宗がハングルを創ったんだけど、今回初めて韓国に来てみて、漢字がまったくと言って良いほど使われてないことに驚いた。
今はほとんど漢字が使われてないことは知ってたけど、これほどまでとは。
これからハングルを勉強しないとな。

banner_02.gif読み終わったらここをクリックお願いします!
にほんブログ村 ベンチャーブログへここもクリックお願いします!