組込みソフトウェアの世界
とうほく組込みクラスタに関わったり、日中組込みフォーラム@西安に参加したり、組込み関係の研究開発に着手したりと、最近、組込みソフトウェアの世界との接点が増えている。
私はこれまで、組込みとは縁がまったくなかったんだが、この半年くらいで急速に縁ができてきた。
特に組込みを最初からやろうとしていたワケでもないし、組込み方面に経営の舵を切ったワケでもない。
でも、身の回りに組込みの世界がいろんな方向から近付いて来ている感覚がある。
つまりこれは、情報システムやWebの世界と組込みの世界が急速に近くなってきている証左なんだろうと理解していて、それがトライポッドのビジネスチャンスになりうると考えている。
とは言っても、技術もビジネスモデルも文化も人種もアレもコレも、だいぶ違うのが現実。
同じソフトウェアの世界なんだけど、まったくもって似て非なるものである。
今日は午前中に、組込み関連企業と行政の意見交換会に出席したのだが、一般論では分かっていても実際に組込み開発を生業にしている企業のトップの方々の意見を聞いたのは、ある意味新鮮だったし、組込みの世界には、情報システムの世界とは別の様々な課題/問題があるもんだなぁって言うのも随分勉強させてもらった。
今後、我々は双方のギャップをブリッジして、色んな解決策を生み出して行きたいのだが、その第一弾を今回の組込みミドルウェアの研究開発から生み出せたらな、と思っている。
さて、話は変わって、明日からソウル。
セキュリティ関連のパートナー企業とのミーティングのために行くんだが、このブログでは韓国うまいもんレポートも交えつつ、韓国のIT事情などをお伝えするのでご期待下さい。
