これから大きな研究開発に着手します
以前、トライポッドがすご〜く長い名前の法律の法認定企業に指定されたってことを書いた。
その時に、「実はこんなことやるんですよ！と説明できるように一生懸命がんばります」と書いたんだけど、念願叶ってそれを発表できるようになった。
社員総がかりでみんなで頑張って、普通協力してもらえない方々にもイロイロとお手伝いして頂き、最後の最後、私もこの案件のために徹夜を続けたお陰で帯状疱疹にもなったりもしたんだが、結果良ければ全て良し。
ご協力頂いたみなさん、お疲れ様でした＆ありがとうございました！
で、何かって言うと、経済産業省＆中小企業基盤整備機構の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に我々が提案していた研究開発テーマが採択されたんである。
研究開発テーマは、「組込みソフトウェアに対応するSQLデータベースの開発とそのセキュリティ強化に関する研究開発」。
今後3年間で1億8千万円を掛けて、組込みソフトウェアの基盤製品を開発して事業化するってワケだ。
今回は北海道から九州まで、この分野で強みを持つ人や企業と手を組んでプロジェクト化する。
この事業は元々、日本のモノ作りを発展させるために、研究開発型中小企業にその研究開発を国が委託するって言うスキームなのだが、今回は323件の提案があってその内80件が採択された。
その中で組込みソフトウェア分野で採択されたのは、全国で3件のみ。
モノ作りってくらいだから、その研究分野も金型とかメッキとか鋳造とかが多いので、はっきり言って異種格闘技戦を勝ち残らないとならない厳しい戦いであったのだ。
でも、設立1年未満かつ資本金100万円の創業間もないベンチャーがこの規模の研究開発費を取れたって言うのはメズラシイらしい。 しかもこれだけ大きな額は尚更。
しかも、組込みソフトウェアは、とにかく3件しか採択されてないワケで、その点は素直に誇れる結果である。
しかし、これからが本番。 大変なのはこれからである。
とにもかくにも、これからのトライポッドワークスの真価が問われるのと同時に、1つの柱がしっかりと立ったっていうのは非常に大きい。
今回の研究開発を成功させ、製品をしっかり開発し、事業化を是非実現させたいと思っている。
がんばるぞ！
