シルクロード
西安は周囲14Kmの城壁に囲まれている。
明の時代の1370〜1378年にかけて築かれたものだ。
そこに14の門が開いていて、城内から外にでるには未だにその門をくぐらないとならない。
その中で西に空いている門が安定門である。
西安の西の玄関、つまりここがシルクロードのスタート地点だった場所だ。
ここから1万2千Km先のローマまで、シルクロードは続いていたのだ。
昔の人ってスゴイなぁと思うのと、ビジネス（交易）って大変なんだなぁと考えてしまった。
朝一で安定門をぐぐり、本日も西安ソフトウェアパークへ。
今回、いくつかの企業とミーティングを行ったが、今後、その中の2つの企業と協業することができるかもしれない。
中国にもトライポッドが築けるかな？
午後は西安の有力大学へ。
訪問した西安交通大学と西安電子科技大学は、ソフトウェア専門の学部（こちらの呼び方ではソフトウェア学院）を持っている。
西安交通大学（中国で2番目に古い国立大学）が基礎研究に力を入れているのに対して、電子科技大の方は実践的な技術者の育成に力を入れている。
どちらも学院長や副学院長が応対してくれ、日本と一緒に仕事ができる技術者の育成に非常に熱心であることを実感できた。
ちなみに、交通大学の交通は、大学ができた当時（100年前）、中国発展のために工業に力を入れる大学を作らねばならんと言うことで工業大学を作る際に、工業と言えば陸海空の交通でしょ！と言うことで交通大学になって今もそのままらしい。凄く優秀で凄く伝統ある大学なんだけど、名前変えないのかな？
大学の先生に誘われて学食の個室で夕食。
例によって、ウマイものがドバドバ出てきた。またも食いすぎ・・・。
昼もグルグル、夜もグルグル、中国のテーブルは良く回る。
その後、大雁塔へ。
夜の大雁塔はライトアップされていて、それだけで十分美しいのだが、20:30から超巨大噴水ショーがある。
大音響による巨大噴水は大迫力であった！
（写真を良く見ると人が沢山写ってるんだけど、それを見れば噴水の大きさが分かりますよね。）
