ロボットEMIEW と セグウェイ
今日は打合せで札幌へ。
打合せをしたいHさんが、「こども未来博」でロボットゾーンのプロデューサーをしているので、月寒グリーンドームと言うところまで行った。
打合せの内容はともかく、いくつかのロボットを見て凄いもんだなと関心してしまった。
じっくり見たのは、日立のEMIEWと言うヤツ。
2輪車なんだがジャイロで制御していて、自由自在に動く。
動き出しや重心を移動しながら回旋する様子は、セグウェイそのものだ。
そう言えば、セグウェイってどこ行ったんだろ？
と言うより、ジンジャーってどこ行ったんだ？って言いたい。
セグウェイは実物が明らかになる前に「ジンジャー」と呼ばれていて、バック・トゥ・ザ・フューチャーに出てきた「浮かぶスケボー」のようなものではないか？とか、これで都市の構造が変わる！とか言われていて、ネットを中心に世界中で「世紀の大発明」的に随分騒ぎになっていた。
とにかく、世の中これでひっくり返る！くらいの大騒ぎだった（一部でだけど）。
横乗り系すべりモノが好きな私としては、そんなモノなら是非買いたい！と単純に意気込んでいたんだけど、セグウェイが出て来て、なにこれ？って感じで急速に興味が引いてしまった。
セグウェイはセグウェイで一応凄いんだが、前評判があまりにも凄くて実態があまりにもショボク見えてしまった訳だ。
道交法上なんだかんだで原付扱いになったとか色々あったが、結局、前評判が高過ぎたのが流行らなかった大きな一因だったんじゃないかと思う。
仕事でもそうだが、あんまり大言壮語が過ぎると現実が正当に評価されないことがあるものだ。
自信があるときこそ謙虚に行かないと痛い目に会う。
一方で、トライポッド のようなベンチャーは時として背伸びをしないといけないことも多い。
背伸びが背伸びで無くなるために実績を積み上げること、でも謙虚に事に向かうこと、この2つをバランスさせないと、EMIEWみたいにバランス良く走れないなあ、と考えた北海道の一日だった。
夕方、大通り公園で涼もうと思ったら、今日の札幌は夕方になっても暑かった・・・。
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