韓国のニュース
12/1に販売を開始したUTM(統合脅威管理)製品、SECUI NXGシリーズが順調に実績数を伸ばしています。
3ヶ月で出荷数がすでに200台を超えました。計画を上回る数字です。
フォーバル社、韓国SECUI社、トライポッドの3社がそれぞれの役割でうまくアライアンスを組めた成果だと思っています。
また、我々のミッションの一つである「中小企業にも役に立つ"かんたん・安心"の仕組みをリーズナブルに届けること」が今回の事業においても実績として現れてきたことは非常にうれしいことです。
この件で、先日、SECUI社と正式に日本市場における総販売権を含むパートナー契約を正式に締結しました。
写真左はSECUI社のシン専務。場所は弊社本社です。
#ちなみに、彼とはこのあと一緒に作並温泉に行きました。
当日発表したニュースリリースはこちら。
最近、日経等でも、日本企業が及びも付かないほど韓国企業のグローバル展開が加速していることがしきりに報道されているけど、実際そうなんですよね。(オリンピックも強かったしなー。)
特に製造業においてはそれが顕著で、日本の製造業が国内マーケットでの競争で疲弊している間に、各業界1社か2社での寡占状態が進んでいる韓国では、国内で得た利益を海外事業に振り向けています。韓国の国内マーケット規模は日本の5分の1しかないので、ここでシェアを取ってしまうと海外に出ざるを得ない事情もあって、彼らは最初からビジネスをグローバルに考えているんですね。
で、サムスンを例にとると、「直近決算である2009年7〜9月期、サムスンの営業利益は3260億円、これは日立製作所、パナソニックなどの日本の電機大手8社の合計額の倍以上」(先月の東洋経済より)ですから。
我々も韓国企業とは3社とアライアンスを組んでいますが、彼らの広い視点をいつも感じています。
ちなみに、今回のSECUI社はサムスンの情報セキュリティ会社。
UTM市場のグローバルシェアのベスト8に、米国企業以外で唯一ランクされている企業です。
ただ、グローバルに成功している韓国企業もなかなか攻め入れないのが日本のマーケット。
で、今回のSECUI社の日本展開は韓国国内でも結構注目されているとのこと。
ITの中でもセキュリティ分野は韓国の最も得意なところなんだけど、その分野でも日本で大きな実績を上げたベンダーはいないんですね。
実際、今回のアライアンスのニュースは、以下の通り、韓国国内では複数のメディアに取り上げられました。
そう言う意味でも、私としては今回のアライアンスで誰もやったことのないことをやりたいワケです。
■etnews
http://www.etnews.co.kr/news/detail.html?id=201002250056
■IT DAILY
http://www.itdaily.kr/news/articleView.html?idxno=22460
■すみません。読めません・・・。
http://www.dt.co.kr/contents.html?article_no=2010022602010560739002