TriBOARD、販売開始しました。

本日から、TriBOARDの販売を開始しました。
以下、本日発表させて頂いたニュースリリースです。
既にTriBOARDを活用し始めて頂いている、北海道大学大学院の鈴木教授からのエンドースコメント付きです。




トライポッドワークス ニュースリリース 2008.9.16】
組込みソフトウェア教育に最適なリファレンスボード「TriBOARD」の販売を開始


トライポッドワークス株式会社宮城県仙台市代表取締役社長:佐々木賢一)は、組込みソフトウェアシステム分野向けのリファレンスボード(評価ボード)の販売を、9月16日より開始いたします。


今回発売する「TriBOARD EVA9」(トライボード イーブイエーナイン)は、組込みソフトウェア技術者育成に最適なリファレンスボードです。
当製品は、高機能なシステム基盤と豊富な周辺機器を備え、マルチOSへの対応とBSPのオープンソース提供などが特長で、従来まで100万円を超えていたソリューションを22万8千円と非常にリーズナブルな価格で提供されます。
現在までに、北海道大学をはじめ、大学、自治体、企業に試供品を提供して評価を受けた結果、既に約50セットの先行受注があり、今後、一年間で500セットの出荷を見込んでおります。
本製品は、当初、コレガダイレクトショッピングサイト(http://shop.corega.co.jp)にて販売いたします。


日本における組込みソフトウェアは、あらゆる工業製品分野で急激に規模拡大し、約10万人の技術者不足が深刻な課題となっており、全国で組込みエンジニア人材育成の機運が高まっています。
また、必要とされる組込みソフトウェアの規模も大規模化しており、従来からあるハードウェアを直接制御する組込みソフトウェア開発に加え、Windows EmbeddedLinux等のオペレーティングシステム上で実現する組込みソフトウェア開発への需要が拡大してきています。
さらに、人材育成の観点からは、受講生のモチベーションを高め教育効果を高めるためにも、液晶タッチパネルや、ネットワーク、カメラ等の実践的で高級な周辺デバイスを利用した、教育開発環境への期待が高まっています。
しかしながら、現在開発環境を準備するためには、これら周辺装置と、個々の装置に対応した整合性のとれたソフトウェアの準備が必要となり、費用面、技術面、労力の面で実現が困難でした。


これらの課題に対応するため、「TriBOARD EVA9」は下記の特長を持っております。

・多くの組込み機器で採用されている、ARMプロセッサ※1を採用
・豊富な周辺デバイス
アナログカメラやタッチパネル、各種メディアカードスロットやインターフェースを備えています。
面倒なオプションを購入せずに様々なデバイスを扱うことが出来ます。
・複数のオペレーティングシステムに対応(予定)
Windows® Embedded CE 6.0※2を初め、LinuxTOPPERSオペレーティングシステムを、選択して、ブートする事が可能です。 注1)
ソースコードを公開
BSP(Board Support Package)からドライバソース、各種サンプルソースまで豊富なソースコードを提供します。これにより、ハードウェア周辺から上位アプリケーションまでの幅広い組込み教育が可能となります。

注1) 当初Windows® Embedded CE 6.0※2向けのリファレンスボードの提供を行います。
Linux, TOPPERSにつきましては、順次対応を拡大する予定です。


【販売ホームページ】
http://corega.jp/prod/triboardeva9


【製品紹介ページ】
http://triboard.jp/


【エンドースコメント】

北海道大学大学院 情報科学研究科 教授 鈴木恵二様
「現在求められている組込みソフトウェア技術者を教育機関で育成するにあたり、従来までのリファレンスボードは、低価格で低機能もしくは高機能であれば高価格となり、教育現場には不向きなものでした。
今回、発売される「TriBOARD」は、高機能なボードがリーズナブルに提供される上、BSPがオープンソースで提供されるなど、非常に教育に適したリファレンスボードであると評価しており、今後、学部生や大学院生向けの組込みソフトウェア教育に活用していく考えです。」


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