オープンソースDB

ここ2,3年、USのソフトウェア業界はM&Aによって大手がより総花的に大きくなり、専門特化している企業は
どんどん買収されている。
元を辿ると、2004年12月に、私の前職の会社がピープルソフトを買収したところから始まり、
最初は業務アプリケーションのパッケージベンダーの淘汰、最近はミドルウェア(データベースとかアプリケーションサーバーとか)ベンダーのM&Aが激しい。


例えば、これも前の会社が最近買収することになったBEA Systemsなんかもアプリケーションサーバーの最大手の一つ。
そう言えば最近会ったOB仲間が、この買収によって前の会社に1年半振りに戻ることになっちゃった・・・って言ってたな。
外資系ソフトウェアベンダーにいると、結構そう言うケースは多いんですよね。当人は複雑だろうけど。



で、最近気になっていたのは、SunによるMySQLの買収。
MySQLは我々も多用しているオープンソースのデータベースなので、Sunに買収されてどうなってしまうかな?
と心配だったんだけど、取りあえず独立性も保たれ、新バージョンも出てくるようである。
「サンCEO、MySQL買収後の順調ぶりをアピール」
「サン、「MySQL 5.1」リリース候補版を公開」


MySQLなどのオープンソース系データベースは、一昔前に比べると格段に良くなっていて、Oracleなんかもウカウカしてられないよなって感じるんだけど、
そんな中でできたSunとMySQLのタッグは、結構強力なんじゃないかと思う。
今の私は、いちユーザーなので、良い機能がリーズナブルに手に入れば良い立場。
なので、このアライアンスは是非このまま発展して欲しいですね。




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