環境科学について考えた

今日は、東北大学大学院 環境科学研究科 高度環境政策・技術マネジメント人材養成ユニット
のPO(プロフェッショナルオフィサー)選考の外部委員を務めるため、昼から東北大へ。
社会人学生の方の研究内容のプレゼンを聞き、質疑応答、夕方には選考委員会に参加。
日頃、あまり使わない部分の頭を使った感じで大変だったけど、プレゼン内容、選考プロセスとも
非常に刺激的で、貴重な経験であった。




環境科学って言うのは、「自然の凄さを賢く活かす研究を通して,”新しいものつくりやくらしのかたち”を
提案する」科学。
今日の発表テーマも、循環型小売りシステムの提案、行政の環境アセスメント手法の改革、ITCとビジネスと
生物保全の融合など様々。



そう言えば、この前も映画「アース」を見に行ったんだけど、
CO2増加による生態系の変化と言うのは劇的で、現在は1日に絶滅する種が100種にものぼり、産業革命以前の1年に1種から実に4万倍ものスピードに加速しているらしい。
1年で4万種もの生物が絶滅しているなんて・・・。
地球で実際に起きていることと我々の実感とのギャップは果てしなく大きいのが現実だ。



我々のIT業界もクリーンなようで電力消費量がハンパじゃないので、CO2を大量に排出している業界で、
最近はグリーンITって言うのが流行り文句になってきているし、他の様々なビジネスや行政の現場でも、
これから色々な「環境」を意識したコトが多くなってくるだろう。
なので、今日の人材養成ユニットで育成しようとしている「環境PO」は,環境経営、環境政策のリーダー
として今後非常に期待される人材なワケである。
私も今日一日、環境科学について随分勉強させて頂きました。


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