新卒社員が企業文化を作る

午前中にリクルートの取材を受けた。
リクルートが作る来年の大学3年生向けの企業紹介雑誌で、地域の企業トップにインタビューして優秀な学生に地域の企業をアピールしてくれるのだそうだ。

トライポッドはまだまだ創業期なので、すぐに新卒を積極採用する予定はないが、将来のことを考えると再来年の春に新卒が1,2人入ってくるのは悪くないと思っている。


私が大変お世話になった&影響を受けた人々の中に、日本オラクル前社長の佐野さんがいる。
その佐野さんが社長だった頃、「新卒の学生を多く採らないと企業の文化が育たない」としきりに言っていた。
私が入社したころのオラクルは現在に比べると1/5くらいの規模で、まだまだベンチャーであったが、当時から相当な数の新卒を採っていた。(年によっては社員数の2割くらい)
通常、外資でなおかつ急成長している企業は即戦力を求めて中途採用が大半を占める傾向が強いが、オラクルの場合はあっと言う間に新卒入社の割合の方が大きくなって、確かにそれに比例して企業文化が育って行った気がする。
今や日本オラクルは他の外資系IT企業にはない独自の文化ができていると思うが、これは明らかに新卒比率が高いことが一番の要因だろう。

リクルートのインタビューを受けながら、トライポッドもいつの日か新卒プロパーの方が多くなって、彼らが企業文化を創り上げてくれる日が来るんかなーと思いを馳せてしまった。


てなことを考えていたら、今日のドラフトで駒大苫小牧 田中の交渉権利を楽天が取ったんですね。
来年が楽しみ!
楽天も、一場や田中が柱になって初めて、即席チームでなくなるんだろうな。

企業も野球チームも、新卒プロパーが文化やチームカラーを作るのであった。

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