パネルディスカッションの思い出

今日は、地域のIT産業について考える一日であった。


午前中に、トライポッド が運営に携わっている東北ITクラスタ・イニシアティブの事務局会議。
今後の活動について、どうすれば活性化できるのかを議論。
時間が足りず、持ち越し。


P1000377-3.JPG午後は、オープンスタンダード化推進協議会(OSAC)主催のセミナーのパネルディスカッションにパネラーとして参加。
北海道から九州までの方々、180名の参加があり結構盛り上がった。

ところで、昨日の夕方、寒い部屋に2時間いたお陰で風邪を引いたらしく、ステージ上で鼻をかみながらのコメント。
くしゃみも止まらない・・・。
そう言えば、パネルディスカッションと体調不良の2つのキーワードで思い出すことがある。

昔の仲間の今日のブログにも偶然書かれているのだが、5年前にとんでもない経験をした。
オラクル東北支社の開設1周年イベントでのことだ。

                             
                             
2001年春のこと・・・
当時、数ヶ月前から椎間板ヘルニアを患っていた私は、イベントの3日前に入院してしまった。
なんとかイベントが終わるまでと思って頑張っていたのだが、色々無理がたたり、遂には激痛で立つことも歩くことも寝ることもできないようになってしまったのだ。

b3-01.jpgでも、500人もお客さんを呼んじゃってるし、パネルディスカッションは豪華メンバー(知事、議員、名誉教授、社長とか)で、しかも私はコーディネータだし、欠席は間違ってもできない状況・・・。

結局、当日朝に「なんとか1日もたせて!」と先生に懇願してブロック注射(やったことある人は分かると思うけど、めちゃくちゃ痛い)を大盛り、と言うより汁ダクで打ってもらい、何とかイベントをこなしたのだった。

車椅子で懇親会にも出て、ご参加のみなさんからの大きな同情を買い、帰る頃には麻酔も切れて、また激痛と戦いつつ病院に戻ると、看護婦さんから「門限過ぎてますよ!」とこっぴどく怒られる落ちまで付いて、死ぬときの走馬燈には絶対出てくる一日になってしまった。
その後、手術はしなくて済んだものの、1ヶ月間の入院を余儀なくされた訳である。

                 

今日のコンディションは、それに比べれば屁でもなかったが、ステージ上でポケットティッシュを2つ消費しつつ、地域の情報化よりも誰か私の鼻水止めて!と内心思いながらのディスカッションであった。

懇親会終了後、主催者及び来賓の方々と2次会に行ったのだが、相変わらず鼻水は止まらないものの、非常に刺激を受ける話をいくつか聞いた。
これは長くなるので後日書くことにする。

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